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FX 『下手な難平(ナンピン)スカンピン』両刃の剣だがトレードの強力な武器にもなる。

『下手な難平(ナンピン)スカンピン』について学んでみましょう。


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迷晴れFX

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日は「下手な難平スカンピン」という相場の格言を

説明したいと思います。

スカンピンとは資金がなくなっちゃうよというお話しですよね。

この難平とはどういうことなのかというと

その名の通り災難を平にすると。

損失を減らしていくという意味合いですよね。

但しこういう意味合いで使うのはあまりよくないですね。

損失が出ているからこの損失を何んとかしたくて

難平をするというこの発想自体があまりよくないことです。

この難平は戦術的に使うべきだしポジティブな考え方で

使っていくことが大事だと思います。

そしてもう一つ大事なことですが

初心者の方、そして相場観にあまり自信がない方は

難平は使わない方がいいですね。

この難平を使う時っていうのはかなりの相場観が必要になりますので

今目の前にあるマイナスを消したいからという理由で

難平をするのは非常に危険ですね。

例えばですね、この様な上昇トレンドがあったとします。

ここのエントリー1というポイントでロングでエントリーしたとします。

ところが予想に反してレートがどんどん下がって行ってしまったとします。

そうすると含み損が増えていきます。

ここまで10ピップス、10ピップスとしますと

ここまで下がってしまうとマイナス20ピップスという状態になります。

そうしますとここでいわゆるナンピンというのをするんですね。

するとここからレートが反転したとしますと

ここまで来た状態で利益がプラスマイナスゼロになるわけですよね。

これはどうしてかというと、緑のエントリーは20ピップス下がったので

10ピップス戻ったのでここの段階で緑の損益は

マイナス10ピップスになりますよね。

それに対してナンピンで入ったエントリーはこの段階で

プラスの10ピップスになります。

そうすると何か起こるかというと

プラスの10ピップスとマイナスの10ピップスで

プラマイゼロになると。

もしここで難平をしていなければ

ここで戻ったりしてもまだマイナス10ピップスの含み損を抱えたまま

なのですがここでさらに難平をしたことによってプラマイゼロになると。

そしてこのレートより上に行けば行くほどここのプラスは増えていきますよね。

ここのマイナスも減ってきますよね。

元の状態に戻った時には緑のエントリーはゼロに戻りますよね。

そしてこのオレンジのエントリー、難平はプラスの20になります。

もしこの難平がなければどうなるかというと

ここのレートに戻るまではずーっと含み損を抱えた状態ですが

難平を入れることによってもっと下の位置からプラマイをゼロにできると。

こういうのを難平と言います。

これがどんどん下がって行くに連れてどんどん難平をして行くと

どうなるかというとレートがちょっとずつズレて行くので

戻ってくれば、本来はもっと上まで行かないとゼロに

戻らなはずがそこまで戻らなくてもプラスに転じていくというのが

ナンピンというものの考え方ですよね。

但しこれをやらためったら使うととんでもないことになるんですよ。

仮にこれがどんどん下がって行くと、そこでどんどん難平をしていく。

いずれ戻るだろと。

これは何の根拠もないんですよね。

戻らないこともあるんですよ。

難平の怖いところは、例えばロングで入っていたら

下がれば下がるほど損失がどんどん増えて行ってしまうというとこになります。

こういう何の根拠もない、ただマイナスを消したいという

気持ちからする難平というのは何の戦術でもないです。

非常にこの考え方は危険ですから絶対にやらない方がいいですね。

ではどういう場合にナンピンを使っていいのかというと

考え方的には難平と考えない方がいいです。

難を逃れるために使うのではなくて分割してエントリーをすると

いう戦術があるんですね。

こうゆう時に難平を戦術として使っていく。

これであればありだと思います。

例えば、大前提としては難平はトレンドのフォローの時に使っていく

ものなんですね。

なので押し目買いとか戻り売りとかその様な場面の時に使っていくと

思って下さい。

以前トレンドフォローのところでお話ししたと思いますが

結局このエリアのどこでレートが反転して上がって行くかはわからない訳です。

一番浅いところだとエントリー1だし、

一番深いところだとエントリー2な訳です。

考え方として自分が10枚、10ロット資金管理を考えて

1回に入れれる枚数の限界だとします。

例えばここで10枚入れるのではなくて

ここで5枚、そしてここで5枚と始めから計画を立てておく訳です。

これで合計10枚ですよね。

なんでこんな事を考えるかというと、結局トレンドフォローというのは

ここの範囲内であればどこから上がって行くかわからないものだからですよね。

なのでここで5枚、下がってきた時に5枚入れる。

そうすると何が起こるかというと例えばここで5枚入れたけど

まだここでは押しが入らなかったと、さらにどんどん下がって行ったと。

するとマイナスを抱えますよね。

でも最後の最後のここ、このラインを下抜いちゃうと

トレンドが崩壊してしまうのでここでもう一発入れる。

そうすることによってこのトレンドが続くのであれば

この高値は抜いて行くことになるので

ここの5枚は反転すればすぐプラスになってきますよね。

ここの真ん中の平均レートのところでプラマイとりあえず

ゼロになりますよね。

後は徐々にプラスが増えて行ってここのライを超えると

ここもプラスだしそしてここで入ったのも当然プラスになってきます。

分割してエントリーしていく考え方で使うのであれば

難平はありだと思います。

これはいい使い方ですよね。トレンドフォロー

このゾーン1の中であればどこで反転するかわかりませんから

短期足の状態を見てこれ反転したなと判断できるところで

例えば分割して入っていく訳ですよね。

10枚が自分の許容範囲だとすればここで3枚、ここで3枚とか

どの様な組み合わせでもいいと思うのですが。

最終的にナンピン2の位置まで落ちたとしても

平均レートが切りあがってきますのでプラスになっていくということですね。

最初に10枚が自分の許容範囲だと決めてますから

もし仮にここの安値を抜いてダウ的に行ってもうトレンドが崩れた

状態では損切りできますよね。

というのが良い難平の使い方になりますね。

次によくないナンピンの使い方ですね。

ナンピン3の位置で難平をする、のは良くないですね。

トレンドフォローで使うのが難平なので

トレンドが崩れてしまったらナンピンはしちゃダメなんですね。

もうきりがないですから。

下に抜いちゃったら3つとも全部損切りしないといけないです。

このレジスタンス1、R1で逆張りをしましたと。これはいいですよね。

ところが予想に反してこのR1抜いてしまいました。

ここでナンピンできるかと言ったら、できないです。

何故ならばこのR1を抜けた時点でこのエントリーの根拠は崩れてますから。

難平は何度も言いますがトレンドフォローで使っていくものなので

こういう逆張りとかで使うものではないですからこれはダメですね。

今日のお話しのまとめですが、一言でまとめますと

ナンピンはトレンドフォローで使って下さい。

トレンドフォロー時に分割エントリーすること

最初から決めて使うのであれば難平はいいのですが、

今ある損失に対してこれを何とかしたいからナンピンをしようと

考えるのはダメですね。

今日は「下手な難平スカンピン」というお話しをさせていただきました。





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